ベア天竺で肌着4枚。

新卒で入社した会社の先輩が自己都合退職をしてしまい,ひとつの時代の終わりを感じているhiyokoです。

定年退職まで後数年だったのに,次も決まらない状態で,このご時世になぜ自分から飛び出てしまったのか…。

就職超氷河期に社会に出て,リーマンショック直前に次のあてもなく自己都合退職した私は,その後本当に苦労したので,同じ思いはしてほしくなく,「もう会社を辞めたい」という話を聞いた時,だいぶしつこく理由を掘り下げて尋ね,考え直されてはどうですか?とか,次が決まってからでも遅くないのでは?とか,嫌われる覚悟であれこれ進言していました。

先輩はきっと,背中を押してほしかったのでしょうけど,状況を冷静に考えて,私にはどうしても背中を押す気にはなれなかったので,反対し続けてました。

そのうち,ぱったり音沙汰が絶えたな~と思っていたら,退職の挨拶状が届きました。

先輩の人生なのでそこまで私が気にすることではないと,理屈では分かっているのですが。

辞めた後でまた連絡が再開し,現状を憂いてあーだこーだと愚痴を聞くにつけ,「だからあれほどしつこく言ったでしょう?」と言いたいのをグッとこらえ,なんだかなぁ…と私の方が落ち込んでしまってます。

 

どうせ私の進言など聞いてもらえないことは分かっていたので,にっこり「そうなんですか☆彡おつかれさまでした!」と言ってても,きっと結果は同じだったのだろうな~と思うと,あえて苦言は呈さずにいれば良かったのかもしれません。

 

こういうことがあるたびに,本当の親切ってなんだろう?って考えてしまいます。

決めるのは先輩だし,私はその判断材料を提供したに過ぎない。

きっと本人は,私が思っているほど私が言ったことについて気にはしていない。

でも,人の意見を無視して自分で決めたことだから,そのことに対して愚痴を言うべきではないし,ましてやずっと反対してた私にそれを言うなんてのはご法度だと思うのです。

私がそういうのがとてもとても気になる性分で,引きずってしまうのでキツいです。

しかも夜とかにドーンと重いLINEが届くと,ドッと疲れてしまって…。

でもこれは「こうだからこうあるべき」という,いわば自分ルールを人に対して求めてしまうからキツいのであって,人と自分との距離感をもっと取れば解決できるのかな?という気もしています。

 

結論として,今の私には先輩を受け止めるキャパがないので,距離を置くしかない。ということなのだろうなぁ。冷たいようだけど,私にも仕事や子育てや生活がある。

深夜のつかの間の大切な一人時間を,愚痴LINEへの返信に使う余裕はないのです。

なんかもう10日以上モヤモヤとあーでもないこーでもないと頭の中で考えてたんですが,全然まとまらないので文字にしてみました。

方向が見えてきて,少しスッキリしました。

 

さて,不足しまくっている子ども達の肌着を作りました。

昔ニット工房さんで買っていたベア天竺で。

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ラスーラさんのタンクトップ90サイズを原型に,あれこれ伸ばして110サイズぐらいに拡大したものです。

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4枚つくったけれど,残りの2枚は写真を撮る余裕もなく,もうヘビロテしています。