先日久しぶりに散髪に行ったら,同年代の男性美容師さんから,
「hiyokoさんみたいな農耕民族が来てくれるとホッとします~」と言われ,じーんと心にしみました。
そう,私は農耕民族なんですよ。
なのに社会人になって,狩猟民族が集まる職場ばかりにいるから辛いんだ…。
ということに気づいたんです。
じゃあ,農耕民族な職場ってどこだろう?
と考えると,農業とか公務員…?ハンドメイド作家?
まぁ,漠然として思いつかないわけですが。
最初に勤めた業界も,今いる業界も,狩猟民族ということだけは確かでした(泣)
職業選択って本当に大事だなぁ。
適性を見誤ると,辛い人生になりがちですね。
前職では女性ボスが大変戦闘的でした。
戦闘的な職種なので,その刃が外に向いているときは味方はみんなHAPPYだったわけですが,いったん内に向くと身内はどんどん傷ついて心を病んでいきました。
ある人は毎日ゴミ箱が髪の毛でいっぱいになるぐらい,髪の毛を自分でむしってしまうようになって,ある日突然やめていきました。
ある人はボスの目の前でメンタルクリニックに電話して予約を取らされ,鬱と診断されて退職に追い込まれました。
ある先輩はボスからある日突然,一人だけランチに誘われてついて行くと,「あなたみたいに社交性のない人間は他では通用しない。うちだから雇ってやっているんだ」とランチの間中なじられ,以後,ボスが「あなた」という言葉を使うたびに,全身でビクッってなってしまうような精神状態に追い込まれました。
私も例にもれず,しょうもないことでみんなの前で立たされて叱責,とか,挨拶の声が小さい!とか大きすぎる!!とか,ボスに声をかけるタイミングがおかしいとか,発達障害と決めつけられて(※ボスは医師ではありません)差別される,だとかのフルコースを経験し,尊厳ズタボロにされました。
大人になってから,しかも30越えてからみんなの前で叱責ってかなりこたえるんですよね…。
30過ぎて,涙こらえきれず,公衆道路を泣きながら歩いて帰宅とか,普通に考えてあり得ないですよね。
辞めるとき,その先輩は「助けてあげられなくてごめん。だけど,逃げる脚力が残っているうちに脱出できてよかったね。私はもう腰が抜けて動けない。このまますがって生きるしかないわ。hiyokoさんは,またどこかで誰かを支えてあげてね」と言ってくれました。
美容師さんの言葉でそんな日々を思い出したのでした。逃げられて良かった…。
写真は近所に菜の花を摘みに行った時のものです。
さて。
かなり急を要している息子のトップス作りです。
型紙 toco.さん まいにちTシャツ
生地 check&stripeさんの天竺
ハギレでしたが120サイズがギリギリ取れて,綺麗に使い切れて満足です。
後ろに大きめの刺繍タグをひとつ。
縫物カウント
子供服 26(+1)
大人服 4
マスク 186
小物 81